「ラブドール」や部品を販売業者の倉庫から盗んだとして、警視庁福生署は7日までに、建造物侵入と窃盗の疑いで、仙台市太白区の会社員、柴崎辰徳容疑者(32)を逮捕した。署によると、柴崎容疑者は「ラブドールを盗んだことは間違いありません。申し訳ありません」と容疑を認めている。
逮捕容疑は1月29日深夜、東京都瑞穂町にある
ラブドールの販売業者の窓ガラスをハンマーで割って侵入し、ラブドールなど計9点(時価合計60万9000円相当)を盗んだ疑い。
署によると、柴崎容疑者は仙台市から車で現場を訪れた。ラブドール5体(時価約2万~約18万円)や金髪のウィッグのほか、取り換え式となっている顔のパーツを盗んだ。ラブドールの1体の大きさは約150センチで30キロほどあり、仙台の自宅までは車で運んだ。柴崎容疑者は転売目的ではなく「欲しくて盗んだ」などと供述しているという。